Please reload

最新記事

〜薬膳についての12のこと #10

今回はおなかのおはなしです。

#08の充電池のたとえでおはなししたように、ひとは生まれた後、

食べ物や呼吸からからだを支えるエネルギー(後天の精)をつくります。

おなかは食べ物を消化して栄養を作り出す源(後天の本)。

おなかが元気にはたらかなければ、

どんなにからだに合った良...

食べることとからだの関係(3) おなか、元気ですか?

December 10, 2017

1/3
Please reload

特集記事

食べることとからだの関係(3) おなか、元気ですか?

December 10, 2017

〜薬膳についての12のこと #10

 

今回はおなかのおはなしです。

 

#08の充電池のたとえでおはなししたように、ひとは生まれた後、

食べ物や呼吸からからだを支えるエネルギー(後天の精)をつくります。

おなかは食べ物を消化して栄養を作り出す源(後天の本)。

おなかが元気にはたらかなければ、

どんなにからだに合った良いものを食べても栄養に変えることができず、

その効果は十分には得られません。

 

宋代(日本では平安時代)に書かれた中医学の古典『脾胃論』では

おなかが元気にはたらくことがいかに重要であるかが説かれていて、

現代でも学ばれている重要な一冊になっています。

 

では、おなかに元気にはたらいてもらうには、どうしたらよいのでしょう?

ポイントは3つあります。

 

 (1) 元気に動ける温度と湿度

 (2) 食べ物は消化吸収しやすく

 (3) 腹八分目で無理をさせない

 

 

(1)「元気に動ける温度と湿度」

 

寒い季節、かじかんだ手はうまく動かせませんよね。

おなかも同じです。

冷たいものや生ものを飲んだり食べたりすると、おなかの中の体温は一気に冷えて、

元の体温にもどるまで5〜6時間ほどかかるのだそうです。

その間、おなかのはたらきは鈍って、消化能力が落ちてしまいます。

*お薬をお白湯で飲むといいのは、薬の吸収率を高めるのにも役立つのですね。

 

また、水はけが悪くなっているおなかもうまくはたらきません。

水分の取り過ぎや水分代謝が落ちておなかに水が溜まっている場合、

胃液が薄まることで消化力が低下するというのはイメージしやすいかもしれません。

それ以外にも、気象の影響もあります。

日本は海に囲まれた島国、湿度の高い空気によってからだも影響を受けやすく、

おなかじめじめ、消化力が弱い人が多いのです。

 

おなかの役割は食べ物の消化や栄養の吸収だけではありません。

水分の代謝でも重要な役割を果たしていて、

いる水といらない水を分けるはたらきをしています。

 

日本では食事に調味料におやつにと佐藤がたくさん使われていますが、

砂糖には吸水性があり、水が混じるととろりとしたシロップになるように、

粘度が増すことで要らないものや水分が身体の中に停滞しやすくなります。

すると、おなかやそれ以外の部分のはたらきを鈍らせる原因になります。

水分が停滞するとたとえば冷え性にもつながり、冷えるからまた動きがわるくなる、

という悪循環にもつながっていきます。

 

 

(2)「食べ物は消化しやすく」

 

栄養や消化酵素を壊さないというフレーズでローフードや生食がよいとされていますが、

それはおなかが元気で消化力が十分にある、という大前提があってのこと。

消化力が十分でない場合、逆に消化するのに負担が大きくなるため、おすすめはできません。

 

基本は「火を通したもの」を「よく噛んで」

火を通すときも、消化吸収しにくい油で焼いたり揚げたりするよりも、

煮たり蒸したりすると胃に優しくなります。

 

また、よく噛むことで食べたものがこまかくなり、唾液が十分に分泌されることで

胃の負担が少し和らぐほか、噛む刺激によって胃が動くというメリットがあります。

 

食べるものに関しては、

肉・魚・卵などのタンパク質や油の多いもの、加工食品も

消化吸収しにくい性質があるので、量はほどほどにを心がけて。

 

 

(3)「腹八分目で無理をさせない」

 

いくらおなかが元気でも、許容量以上のものは受け付けられません。

オーバーワークになると、疲れが残ってパフォーマンスが落ちるのと同じです。

無理に働かせすぎるとオーバーヒート、熱を生んでそれが害になることもあります。

大事なのはおなかが十分に消化吸収できる量を心がけること。

腹八分目、日本語にはいい言葉がありますね。

 

最後に、バナナのようなお便り(大便)はおなかが元気に働いている証拠です。

毎日のお通じでチェックしてみてくださいね。

 

*緊張していると便秘がちになりやすいです。

 朝は少し余裕を持って目覚まし&お白湯をゆっくり飲むと、

 改善できることもあるそうですよ。お試しください。

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ソーシャルメディア
Please reload

タグから検索
Please reload

アーカイブ
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

Copyright © shioneya All Rights Reserved.