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〜薬膳についての12のこと #10

今回はおなかのおはなしです。

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食べ物や呼吸からからだを支えるエネルギー(後天の精)をつくります。

おなかは食べ物を消化して栄養を作り出す源(後天の本)。

おなかが元気にはたらかなければ、

どんなにからだに合った良...

食べることとからだの関係(3) おなか、元気ですか?

December 10, 2017

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自然や環境とからだ(1) 川の流れにのるように〜薬膳についての12のこと #02

November 20, 2017

 

自然や環境とからだ(1)  川の流れにのるように

〜薬膳についての12のこと #02

 

日に日に冬へと向かっていくこの時期。

からだを動かすのが億劫になったり、眠気が強くなったり、

コクのあるものが食べたくなったりしませんか?

自分のからだとしては一つでも、

活動的になる夏真っ盛りの頃と比べると反応はだいぶ違ってきていますね。

 

冬眠に入る動物たちや色を変えた葉を落とす植物があるように、

人間のからだも寒さから身を守り無事に冬を越すために

使うエネルギーを最小にして命を守るようにできています。

 

私たち人間も哺乳類という動物の一種、

他の生き物たちと同じく自然環境の変化に大きな影響を受けています。

人間の都合で天候を変えたり、めぐる季節をまきもどしたり、

時おり荒ぶる自然をとめたりすることはできません。

 

寒くなれば厚いコートを着て体温を保ち、

暑くなれば風の通る服を着て熱を逃がして涼やかに過ごす。

人間ができることは自然の変化に順応して足りないものは補い、

多すぎるもの強すぎるものはうまく逃がす知恵をつけることです。

 

中医学の根本にある「天人合一(てんじんごういつ)」という考え方は

このように人間は自然の一部であり、その影響を直に受けるため、

自然の流れに調和して生きるのが良いとするものです。

 

それを無視して生きることは

川の流れに逆らって上っていこうとするようなもの。

流れにのっているときの何倍ものエネルギーを使っても思ったほど進まない、

そんな無理をからだやこころに強いるのではなく

季節や暮らす土地の特徴をとらえてうまく味方につけることで、

より楽に、からだすこやかにこころのびやかにいられます。

 

たとえば、

夏は太陽の助けを受けて活発に命を輝かせる季節、

秋は夏に養ったものを消化し自分の身に変えていく季節、

冬は次のサイクルのためにエネルギーを蓄え守る季節

春は芽吹きの時、蓄えたものから次の命が生まれ、

  要らなくなったものは外へと出していく季節

 

中医学ではこうした自然の中で起こるサイクルやバランスを知って

日々の中に取り入れていくことを養生の基本としており、

その自然の摂理(ルール)を解き明かすのが

「陰陽」や「五行」といった古代中国で生まれた自然哲学です。

 

科学技術が発達した現代では、たとえば室温を空調でコントロールできるように

自然環境から受ける影響の大きさに鈍くなっているところもあります。

知らず知らず自然の摂理に逆らって無理をして結果思うようにいかないことを

自分の意識や能力が足りないからだと誤って結びつけて苦しむより、

それは自分のせいではなく季節や環境的には当たり前のこと、

自然のルールを知ってどのように活用して対処していくかを考える方が楽に乗り越えていけます。

そんな知恵を身につける手掛かりが中医学や薬膳にはあります。

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