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〜薬膳についての12のこと #10

今回はおなかのおはなしです。

#08の充電池のたとえでおはなししたように、ひとは生まれた後、

食べ物や呼吸からからだを支えるエネルギー(後天の精)をつくります。

おなかは食べ物を消化して栄養を作り出す源(後天の本)。

おなかが元気にはたらかなければ、

どんなにからだに合った良...

食べることとからだの関係(3) おなか、元気ですか?

December 10, 2017

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汐音屋の名前について

July 26, 2017

昔テレビで、海は地球上のあらゆる生命の母体で、

月の引力による潮汐、潮の満ち引きというダイナミックな刺激を受けて生命を生み出し、

今もなおそのリズムで無数の生命を育んでいるというドキュメンタリーを見たことを

印象深く覚えています。

時を経て今から2年半前、

それまでの仕事を離れた私が先のことは何も描けないまま初めて訪れた九州で

たどり着いたのがここ、大分の奈多海岸、狩宿の浜でした。

10日間、朝晩この美しい浜を歩いてはただ三度のごはんをつくり、

気が向けば本を読みお昼寝をして、

時には畑に小松菜の種を蒔いて水をやり時には少し遠出をする…

おだやかでやすらかな凪の時を過ごしました。

そうして長く見失っていた本来の自分に還っていく時間の中で

気づいたことがあります。

それは「日々何気なくくりかえしてきたようなささやかなことが自分をつくり支えている」

ということ。

たとえば、毎日のごはん。

実家にいた頃は母がつくるごはんを食べていました。

できるだけできあいのものでなく家でつくったものを。

その間料理を習ったことはなかったけれど、

おかげで大学に入り一人暮らしをはじめてからも

自然と自分でつくったものを食べるようになりました。

けれどその分、

仕事が多忙で食べることに少しのエネルギーも割けなかった時期は、

こころもからだも落ちつくことはありませんでした。

もう限界だとアラームを鳴らしてくれたのは、

食べ慣れた自分でつくるおひたし一つ食べられないことへの

耐えがたいフラストレーションでした。

家族とともに、また自分自身で、

日々何気なく積み重ねてきた食べることが

自分の柱となり支え守ってくれたんだとこの風景の中で気づいた時、

汐の音を聞きながら昔見たテレビのことを思い出しました。

寄せては返す波や同じリズムで満ちて引いていく海は

その一瞬だけを見ていれば何も特別なことはない、

ただ同じことの無数のくりかえしに思えるけれど、

それこそがたくさんの生命を育んでいる。

その先にある一つの命として私はささやかなことのくりかえし、

特に自分を守ってくれた日々の食べることを通して

そのゆるぎない力を伝える人になろう。

その時はまだ言葉にならなかったけれど、

そんな思いを私はこの浜から持ち帰ってきました。

汐音屋の名前とWEBのTOPにもしているこの写真には、

この上なくおだやかでやすらかな気持ちになった

この浜での日々を忘れずに努められるように、

という思いを込めています。

そろそろ次の段階へと歩を進めるとき。

初心に立ち返らせてくれるこの名前と写真があってよかったなと思います。

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